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もてぎ里山アートフェスタ

はじめに‥‥‥
 このアートフェスタは、作品展示には"不向きな場所"でフェスタ実行委員を中心に、参加作家が公園内の森や林に入り、作品展示、ワークショップの場所を整備し、場を生み出すことから始まります。
 何回かの労働を経て、その場とのかかわりに参加作家は特別な愛着、親しみを感じることができ、結果、作品のコンセプトをはじめ様々な、発露になります。これは展示場所の確認だけで、作家のアトリエから作品を搬入する展覧会とは決定的に違う部分です。アートフェスタが求める可能性の一つとして、訪れる人に、肌で感じて頂ける要素になると考えています。
 茂木町城山公園を会場として、陶芸家、染織家などの工芸や絵画、彫刻などのアートに携わっている作家が、作品展示、ワークショップ、制作体験を通して、"訪れる人"、と直接語り合い、触れ合うことで作家の考えや作品を知っていただき、各地の地域文化の再発見、再考のきっかけになればと思います。

プログラムの内容‥‥‥
 自然ゆたかな里山の中で散策をしながら鑑賞できる工芸、絵画、彫刻などの作品は、展示場所での関連性や必然性を踏まえ、場を生かしながら空間そのものを変えるインスタレーション形式を基本にしています。
 また陶器、染め織物など工芸作家が普段は行わない野外展示によって表現や在り方の可能性を広げる試みでもあります。
 ワークショップは、ろくろ体験、楽焼き体験など、作品制作の工程など直に見て体験してもらうことで、訪れる人にとって自分が住んでいる地域文化を再発見、再考のきっかけになればと考えています。

達成したい目標‥‥‥
里山の自然あふれる光の中で表現者と訪れる人がいっしょになることで、商業施設だけでは得ることのできない一日を楽しく過ごすことを目指し、アートの存在を通して、紙面や画面といった二次元だけでは伝えきれない想いを、アートフェスタという形で直接肌で感じ体感して頂き、今日の大量生産、大量消費の時代から次なる新しい時代へ、それらを担う世代への架け橋となる事をねがっています。

「もてぎ里山アートフェスタ実行委員会」実行委員長 渡邉 克典

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